
みなさんこんにちは、あんこつです。
あんこつの家の近くには3つの駅があります。1つはJRで2つが都営地下鉄です。この3つの駅には必ずエスカレーターが設置されていて、地下ホームからエスカレーターに載って地上まで出られる駅もあります。
あんこつは健康のために階段を使っていますが電車にはたまにしか乗らないのであんまり意味がないかもしれませんね。(笑)
また、駅だけではなくデパートや大型スーパー、大きな交差点の歩道橋にもエスカレーターが設置されていますが、先日、体調不良で診療に行った総合病院で乗ったエスカレーターの速度が凄くゆっくりでびっくりしてしまいました。と同時に、速度は変えることが出来るんだぁと気付かされました。
そこで今回は、エスカレータの速度の基準について調べてみました。気になる方は是非一緒に見ていきましょう。
速度に基準があるの?
エスカレータの速度には、しっかりとした基準があります。
建築基準法施行令(第129条の12)では主に、エスカレーターの傾斜角度によって毎分50m以下、毎分45m以下、毎分30m以下と分けられています。通常、標準的なものと言われるエスカレーターの傾斜角度は30度で速度は毎分30mで運転されているとお考えください。
以下、詳しくまとめてみました。
・傾斜角度が0度~8度まで 毎分50m以下で運転
・傾斜角度が8度~30度まで 毎分45m以下で運転
・傾斜角度が 30度~35度まで 毎分30m以下で運転
エスカレーターの速度はインバーターで可変速のシステムになっているため簡単に速度を変えられますので子供や高齢者が多い場所では分速30mよりかなり遅い速度に調整する場合も多くなっています。あんこつが経験した病院のエスカレーターが遅かったのはこういうことだったのですね。確かに高齢者の患者さんばかりでしたね。
海外の速度は?
ここでエスカレーターの動画をご覧ください。
これはイギリス・ロンドンにあるエスカレーターの動画です。
確かに日本に比べて早い気がします。
調べてみると、シンガポールや香港ではエスカレータの速度が日本より早いようです。
欧米でのエスカレータの標準速度は日本と同じくらいのスピードを採用しているようでニューヨークでは秒速およそ27mだそうです。また、早いと言っても香港のエスカレーターでも秒速48mだそうです。高速エスカレータではちょっとしたことで事故が起こる可能性がありますから場所やエスカレーターを利用する年齢層を加味して速度の調整をしているようです。
エスカレータースピード対決
それでは高速エスカレータと標準エスカレータの違いを実際に見ていただきましょう!2本のエスカレーターがありますがどちらが高速エスカレーターでしょうかご覧ください。
みなさんわかりましたか?
左側が高速エスカレータですね。でも、上にあるイギリスロンドンのエスカレータの方がちょっと早い気がしますがみなさんはどうでしょうか?
このエスカレーターは、東京にある、つくばエキスプレス秋葉原駅にあり時間帯によって速度が変わっています。このくらい早ければ歩く必要もなくなるのではないでしょうか。
まとめ
みなさん、いかがでしたか?
エスカレーターの速度は法律で決まっていましたね。
シンガポールや香港ではちょっとスピードが速いところもあるようなのでお仕事や旅行で行った時には気を付けて乗るようにしてください。
そういえば昔、田舎のおばあちゃんがエスカレータが苦手で、東京に新幹線で遊びに来た時に東京駅構内で必ずエスカレータを乗らなければならないところがあるため最短距離をあきらめて遠回りしてあんこつの最寄駅まで電車で来ていたことを思い出しました。
現在は至るところにエスカレータが設備され、小さな子供が親に手をひかれながら「ぴょん!」とジャンプしながら乗っている光景をよく見かけます。急いでいるときは遅く感じる人もいるかもしれませんが安全のために設定されている速度ですから歩くのは止めてもらいたいものです。どうしても急いでいるのでしたらあんこつのように階段を利用しましょう!(笑)
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