
8月と言えば、夏真っ盛りで全国各地で気温が30度以上を記録するなど厳しい暑さが続きますね。8月は別名(旧暦)を「葉月」(はづき)と言い、木の葉が紅葉して落ちる月、つまり「葉落ち月」となり「葉月」と表わされるようになったそうです。ですので「葉月」は夏ではなく旧暦では「秋」ということになります。
そんな8月のイベント・行事・暦などをまとめてみましたので興味のある方は是非、一緒に見ていきましょう!
目次
8月のイベント・行事
花火大会
8月はたくさんの場所で花火大会が行われますね。あんこつも複数の花火大会に出掛けますが、8月に行われる花火大会で「打ち上げ数」トップ3をご紹介しますね。
・諏訪湖祭湖上花火大会
打ち上げ数:約40000発
・銭函サンセットビーチ祭り花火大会
打ち上げ数:30000発
・全国花火名人選抜競技大会ふくろい遠州の花火
打ち上げ数:25000発
みなさんもお気に入りの花火大会があると思いますので楽しんでくださいね。
夏祭り
日本各地で開催される夏祭り。代表的なものではありますがピックアップしてみました。
・青森ねぶた祭り 8月2日~6日(青森市)
・仙台七夕まつり 8月6日~8日(仙台市)
・阿波おどり 8月12日~15日(徳島市)
・よさこい祭り 8月9日~12日(高知市)
日本では8月のひと月で大小140前後の夏祭りが開催されています。おそらくお盆に関連して開催されるものが多いようです。
全国高等学校野球選手権(夏の甲子園) 8月上旬~
夏の風物詩「全国高等学校野球選手権」の開催される甲子園球場は
高校野球の球児にとっては聖地ですね。甲子園出場を目指し日夜練習に励み全国の地方大会優勝を目指します。
しかしながら、甲子園を目指す参加校は第84、85回大会(2002、2003年)に過去最高の4163校を記録して以降減り続け、第99回大会)2017年)では3839校となり14年連続で減少しています。これは子どもの数の減少やサッカー、バスケットなどの野球以外のスポーツも人気になっている影響があると思われます。とは言っても日本でのスポーツは野球がトップです。未来のプロ野球選手を目指して甲子園球場で大暴れしてもらいたいものです。
お盆 8月13日~16日
お盆とは、夏に行われる日本の祖先の霊を祀る一連の行事のことです。東京では7月13日~7月16日にお盆の行事を行うことが多く、その他の地域では8月に行うところが多いです。お盆は地方それぞれにより内容や風習に違いがありますが、代表的な風習として全国的に広まってるものをご紹介します。
・迎え火
迎え火とは、戻ってくる先祖の霊が迷わないように盆入りの8月13日(7月13日)の夕方に目印として火を焚く風習になります。
・送り火
送り火とは、お盆の期間に一緒に過ごした先祖の霊を送り出す風習で、8月16日(7月16日)の夕方に行います。死者の魂を再びあの世に送り出すための行事になります。
・灯篭流し
灯篭流しはお盆の送り火に似た風習で、火をともした灯篭をお盆のお供え物などと一緒に川や海に流すといった風習で、送り火の一種とされています。
・盆踊り
盆踊りは本来、宗教行事としてお盆に帰ってきた先祖たちの霊を迎え送るための、誰もが参加できる念仏踊りとして始まり先祖への思いを馳せ、供養するための踊りでした。
8月の記念日
広島原爆の日(8月6日)
第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分にアメリカ軍により広島市へ原子爆弾(ウラン爆弾・リトルボーイ)が投下されました。人類史上初の都市に対する核攻撃であり、当時の広島市の人口が35万人とされているうち、9万人から16万人が4か月以内に死亡したとされています。この核攻撃の影響で知らずに被爆地周辺に入り被爆した人を含めると56万人が被爆したとされています。
長崎原爆の日(8月9日)
第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)8月9日午前11時02分にアメリカ軍により長崎市へ原子爆弾(プルトニウム爆弾・ファットマン)が投下されました。現在のところ長崎に核兵器が投下されて以来実戦で使用されておらず人類史上実戦で使われた最後の核兵器となっています。
当時の長崎県長崎市の人口は24万人とされているうち、およそ7万4千人が死亡し、建物のおおよそ40%弱が全焼または全半壊したとされています。
山の日(8月11日)
2016年から制定された祝日で、主旨は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」としていますが特に山に関する由来があるわけではないようです。「山に日」は8月で初めて制定された祝日で場合によってはお盆休みと絡めてさらに長い休みを取ることができそうですね。
終戦の日(8月15日)
1945年(昭和20年)8月14日に日本政府がポツダム宣言の受諾を連合国各国に通告し、翌日8月15日に玉音放送によって日本の降伏が国民に公表された日です。事実上の「敗戦の日」です。
現在では日本政府が8月15日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」と定め、毎年、東京日本武道館で「全国戦没者追悼式」が行われています。
8月の暦
立秋
毎年8月7日頃。太陽黄径135度。
大暑から数えて15日目頃で処暑までの期間になります。
立春からちょうど半年が経ちこの日から立冬の前日までを暦では秋と呼ぶ。朝夕は涼しくなってきて秋の気配を感じることもありますが、日中はまだ残暑が厳しく気温が高くなる時期です。
処暑
毎年8月23日頃。太陽黄径150度。
立秋から数えて15日目頃で白露までの期間になります。
暑さがやむという意味。
この頃は台風の襲来が多く、二百十日(立春から210日目)は台風の特異尾になっていますので気を付けてください。
まとめ
みなさんいかがでしたか?
8月は1か月を通して暑い月になりますが夏バテをしないようにしっかり食べて過ごしましょう!
また、実家に帰ったり、旅行に出掛けられる人も多いと思います。実家に帰ったら両親や友達とゆっくり過ごしたり、旅行なら楽しい思い出を作れるように過ごしてもらいたいものです。
あんこつは呑み過ぎに気をつけたいと思います(笑)